またえらい空いてしまいましたが、生きています(*´∀`)
百花百狼を遊んでから、ニルアドミラリの天秤、ピリオドキューブ、フリーゲームのお茶会への招待状をクリアしました。
それぞれ簡単にでもまた感想上げたいです。
プレイした分くらいは備忘録も兼ねて感想あげたいんですけどね…!
今日はいちばん最近クリアしたので7'scarletの感想を少し。
相変わらず世間の評判と自分の感想との乖離に戸惑う今日この頃。。
ただ、7'scarletはミステリ、ということだったのでそれに対する感覚の違いというか、期待するものによって大きく感想が変わるのかなとは思いますね。
それと乙女ゲームがどう融合するのかな~という方向の期待も合わせて。
私はマニアでは全くないですが、ミステリは本でも映画でも好きなほうなのでもっとこうして欲しかった、というのはあるかもしれません。
個人的には全体のお話としてのスピード感、ぐいぐい引き込まれる勢いみたいなのを削ぐ構成になってしまっていたかな…と思います。伏線を張って、それを回収して、というのはちゃんとしてましたし、盛り上がるところも用意されていたのですがちょっとぶつぎりに感じました。
個別ルートごとにすぱすぱっとお話が切られるようで、面白いミステリを読んだ時のページを繰るのももどかしいようなドキドキが感じられなかった。
個別ルートは伏線を撒くことにのみ徹底してるのだと納得させ、真相ルートであっと言わせる展開をそれでも期待したのですが、うーん、、、私には楽しめなかったですー。。
ただ、OPの実写を使った映像や周回すると変わるプロローグ、効果的に入る動画?のような演出はとても素敵でした。
またああいう演出は見てみたいものです♪
ではネタバレの感想を続きから~
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ものすごーくドキドキして買った久しぶりの新作。
だって、D3なんですもん。。(でも開発が違うからいけるかもって)
結果的にとても満足でした!
面白かったですよ~!
ルートよって雰囲気がけっこう違ったり、やや物足りないところもありますが総合的に良い乙女ゲームだと思います。
逃亡するゲームなので、逃亡しながらひたすらいちゃいちゃしてるだけとか、他キャラに戦わせて自分たちはちゅーしてたりとか、2,3日でさくっと解決したりとかいう展開が一番いやだったのですが、そんなことはなくきちんと丁寧に描いていました。
久々に乙女ゲームらしいものを堪能いたしました♪
□あらすじ
戦乱の世において独自の発展を遂げた伊賀と甲賀。
両忍軍はその長い歴史において、互いを憎み合う敵対関係にあったが、天正九年、織田信長による「天正伊賀の乱」により伊賀が滅亡。わずかに生き残った伊賀忍たちは甲賀に取り込まれた。
それから十六年、戦国時代は終わり、世には久方の平和が訪れていた。
甲賀の長・上野勘道の娘、槐(主人公)は忍び仕事に出る日を夢見て、日々修練を積んでいた。そしてついに選ばれた初任務で、主人公そして里の運命を狂わせる大事件が起きる――。
■シナリオ・ストーリー
どのルートも起承転結きちんと丁寧に描いてあります。
ルートによって軽快なわりと楽しめのお話もあり、すごく重苦しいものあり。
ただ「この世でいちばん哀しい戦いが始まる」というコピーのとおり、基本的には主人公には辛く悲しいものが多く、なかなか容赦のない展開も多いです。
ライターさんが多いせいか、少しルートによって文章のムラがあるような…気もするんですけど、好みの問題もあると思うので許容範囲内でしょうか。私はものすごく面白かったルートが2つありましたので、充分ですね。
今あまりくどくどと長いゲームをやるのがしんどい、というのもありますが長すぎず短すぎずサクサクできてよかったです。
あまりにも攻略が簡単なので、ゲームとしての面白さがほぼないのは残念でしたが。
でも戦闘シーンなども乙女ゲームの中ではかなりちゃんと描いていて、特に半蔵ルートは文章できっちり読ませるシナリオでした。乙女ゲームの戦闘シーンは苦手なのですが、このルートは本当に読み応えがあって面白かったです。
甘さは控えめだと思います。でも心を通わせる様子はちゃんとしているので、過程がお好きな方にいいと思います。
■ビジュアル
話がたとえつまらなくとも画集だと思えば楽しみどころがひとつはあるだろう!
と思っていました。
立ち絵もスチルも美しかったです。
バリエーションもあったし、装束も武器もかっこよかったです。
ただ、一部サブキャラが悌太さんの絵じゃないようで、まあまあ酷かったので(笑)ちょっと驚きました。
並べると違うもんだなあ…としみじみ思いました…。
■音楽
よく合っていて良かったです。
OPもEDもよくて、特にBADのあとの曲は物悲しくてぴったりでした。
■主人公
忍びだけど、大事に育てられた心優しい、優しいが故に技量はあるが忍びには向かない女の子。
彼女の成長がきちんと描かれているルートとおまえさすがにもうちょっと頑張ろうよ、というルートがあったかなあ。
最後までやるとある意味ぶれてなかったのかな…と思いますが。
乙女ゲームのヒロインらしい女の子ですね。
■システム
最近のいたれりつくせりのゲームを思うと、あまりよくないです。
とにかく選択肢でクイックセーブできないのでバグかと思いました。他に使うとこねえよ…!!
設定もあまり細かくできません。
あと、売りっぽかった「サードパーソンビュー」というヒロインがほぼ常に画面にいるシステムがちょっと苦手です。
戦闘シーンはもちろんいいんですが、このひとずーっと画面にいらっしゃるんですよね…。
私は基本的にヒロインの背後霊のように真後ろにいたいのと、ヒロインの表情や情景を脳内スチル的に想像したいのでいらなかった。
三人称になってヒロインがいないところの描写があるのは好きなんですが、画面のなかで立ち絵で向かい合っていられるとなんだか寂しかったです…。
「主人公の視点で」というのが乙女ゲームの楽しさで、そこがマンガとは違うところだと思うんですけどね。。
■攻略順
月下丸→蝶治郎→五右衛門→黒雪→半蔵
の順でプレイ。
特に最後にしなければというのはないので、好きな人からでいいかなと思います。
ただ、私は半蔵ルートがよすぎて先にやってたらあとつらかっただろうなーと思うのでこれでよかったかな。
黒雪ルートもすごく好きです。
ほんとにとっても楽しかったです。
ただ、なんだかもったいない、あともう少しでものすごく化けそうなのに!という気持ちもぬぐえない…。
攻略制限かけて結末を一本化して設定も共有して、もう少しなんかうまくやればもっとノベルゲームとして面白くなったのでは、というもどかしさがねえ。。
でも気に入った人だけ攻略したい、という乙女ゲーマーにはとてもいいですし、難しいところなのか…。
もやもやも残りますが、買ってよかったです!
HPの印象でいいなと思ったら、裏切られることはないはずなので、おすすめです♪
続きから簡単にネタバレ個別感想です~
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大正×対称アリス epilogueまで終わりました!
とても楽しかったです。
「死神と少女」のライターさんですが、私はこちらの方が好きです。
こちらのほうが全体のお話がスマートなスッキリとした(終わり方というより分かりやすいという意味で)感じでした。
「死神と少女」はかなり考察的な、少し分かりにくく自分で答えを探す側面の強いお話だったのかなと思いますが、こちらは答えは明確です。でもやりこんで考察するとまた作者のひねりがどこかに隠れているような気がします。
もともと私はこういう童話モチーフ作品は苦手なのですが(プレイしたのはオズマフィアくらい?)、予想していたのとは違う展開で結果的には好きな類のお話でした。
正直エピソード1は主人公もやや苦手だし、キャラもそうでもないし、話もちゃんと楽しめるつくりにしてあるけどものすごい疑問と違和感があって…。
でもその違和感こそがいちばん大事なところでしたね。
その違和感のすべてに、すべてに意味がありました。
巻が進むごとにヒロインのことは好きになっていったのですが、最後の最後でやっと血の通った人間だったのだと目の前が広がる思いでした(笑)
自己投影どころか感情移入すら拒むようなヒロインでしたが、彼女にしか紡げない物語だったと思います。
早々にVita移植が決まり、これはコンシューマーでは無理だな!という予想をざっくり裏切ってくれました。
一部激しい表現があるんですが、その辺はどうなるのでしょうかね。
でも、個人的にはこのゲームは一気にやるべきだと思います。
まあ、私が序盤の展開が苦手だったからかもしれないですが、それぞれのルートの記憶がしっかりあるうちにエピソード3をやったほうが絶対楽しい。
どうしてもPCだとややマニアック感が否めなくなってなってしまうので、たくさんの方にプレイしてもらって、そして皆さんに松岡さんお疲れ!!と思ってもらいたいものです!ほんとにお疲れっす!!